失った歯の見た目と機能を取り戻す治療
福岡市の歯医者「スマイルライン歯科・福岡矯正歯科天神」では、むし歯や歯周病などによって失ってしまった歯を補うためのインプラント治療やブリッジ治療、入れ歯治療にも対応しています。
どんな治療に対しても、まずは患者様のご要望をじっくりとお聞きして適切な治療法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
お口の機能を回復させる重要性とは
むし歯や歯周病、事故など、歯を失ってしまう原因はさまざまです。実は、歯は1本欠けただけでもお口全体のバランスを崩し、全身にまで大きな問題を引き起こす可能性があることをご存じでしょうか。
永久歯は親知らずまで含めると32本もの数があります。そのため、1本くらい抜けても大丈夫と考えてしまう方も少なからずいらっしゃるようです。しかし、歯を1本失っただけでも、周りの歯はしっかり咬み合わなくなり、歯が抜けた部分に移動してしまうなど決して小さくない影響を受けてしまいます。
歯を失った場合は、可能な限り早く適切な治療で機能を回復させることが重要です。当院では、患者様一人ひとりに合った治療法をご提案し、お口の機能回復をサポートします。
歯がないことで起こる身体への影響
見た目が気になる
歯を失ったままの状態だと、人と会話をしているときや笑顔になったときに目立ってしまいます。特に前歯など目立つ歯だった場合は、自分自身の見た目がコンプレックスになって悩んでしまうこともあります。
老けた印象になりやすい
歯を失ったままの状態で放置してしまうと、歯がない部分に近い皮膚がたるむようになり、お口周りの筋肉も緩んでシワなどができる原因になってしまいます。
食事が楽しめなくなる
歯を失ってしまうと、食べ物を食べたときに感じる歯ごたえや歯ざわりといった感覚まで失ってしまいます。歯ごたえや歯ざわりがわからなくなると、食事の味まで楽しめなくなってしまいます。
咬み合わせが乱れる
歯は1本1本が影響し合い、全体でバランスを取り合っています。そんな中で歯が1本無くなってしまうと、その歯の周囲の歯がバランスを取れなくなり、咬む力も偏るようになって咬み合わせが乱れてしまいます。
発音に支障が出る
歯がない部分があると、そこから空気が漏れてしまったり舌の位置が定まらなくなったりして、発音が上手にできなくなる可能性があります。発音が上手にできなくなると、会話の楽しみも半減してしまいます。
歯を失った場合の治療法
インプラント
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歯を失ってしまった部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、しっかりと固定したうえでセラミック製の人工歯を取り付ける治療法です。歯の見た目と機能を回復させることができるほか、人工歯根は骨と固定されるため、本物の歯に近い咬み心地がよみがえります。 |
ブリッジ
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失ってしまった歯の両隣の歯を削り、歯から歯へ橋をかけるようにして人工歯を被せて歯の見た目と機能を回復させる治療法です。健康な歯を削る必要がありますが、入れ歯と比較してしっかり咬むことができる方法です。 |
入れ歯
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歯を失ってしまった部分にレジンや金属などでつくった人工歯を装着することで、咬む機能を回復させる治療法です。保険適用の入れ歯を使用するとコストを大幅に抑えられ、手軽に受けられますが、その反面で違和感が出やすいというデメリットもあります。 |
それぞれのメリットとデメリット
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
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メリット |
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デメリット |
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当院は学会認定のインプラント専門医です
インプラント治療は日本でも一般的に知名度の高い歯科治療になってきました。しかし、「インプラント専門医」の資格を持っている医師はまだまだ少なく、認定を受けた専門医は全国でもまだ1%ほどしかいないのが現状です。
当院は、患者様により安全でいつまでも使い続けられるインプラントをご提供するために、学会認定のインプラント専門医として治療に取り組んでいます。歯科治療の技術は日進月歩で新しく優れた治療法が次々と生まれてきますが、当院は常に最新の知識と技術を学び、患者様に最適な治療をご提供します。
インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」
インプラントは人工物ですので、むし歯になることはありません。しかし、埋め込むのはあくまで人体ですので、インプラントの周囲に細菌が付着してしまうと歯周病のような症状が出てしまうことがあります。これがインプラントの歯周病「インプラント周囲炎」という病気です。
インプラント周囲炎の原因は、歯周病と同じく歯垢や歯石の中に潜んでいる細菌です。ケアが不十分だったり、汚れがたまりやすい生活習慣があったりすると感染しやすくなり、進行すると最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまいます。
インプラント周囲炎の進行段階
1段階 インプラント周囲粘膜炎 | インプラント周囲の粘膜に炎症が起こった状態を「インプラント周囲粘膜炎」といいます。歯垢がたまることで、インプラント周囲の歯ぐきなどに炎症が起こり、歯周病と同じように歯周ポケットからの出血も起こります。 |
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2段階 インプラント周囲炎 | インプラント周囲の炎症が顎の骨まで広がってしまった状態を「インプラント周囲炎」といいます。進行すると顎の骨が溶けてインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。歯ぐきには痛みや違和感が出にくいため、気づきにくい病気です。 |
インプラント周囲炎の治療法
インプラント周囲炎の原因や症状は、ほとんど歯周病と同じです。しかし、治療法は歯周病とは異なってきます。歯周病は歯周ポケットに入り込んだ汚れや歯垢を除去して治療しますが、インプラントは顎の骨と結合させるための表面処理がほどこされており、歯垢の除去が困難です。
インプラント周囲炎が進行してしまった場合、症状によっては外科手術によってインプラントを除去しなければいけなくなることもあります。
インプラント周囲炎の予防法
歯周病を治す | 歯周病を治療せずにインプラントを入れると、インプラント周囲炎の原因になります。治療前には歯周病を治しておきましょう。 |
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自分の歯を残す | インプラントの数が多いほどインプラント周囲炎のリスクも高まるといわれています。できるだけインプラントは増やさず、自分の歯を残しましょう。 |
ケアを徹底する | インプラントを選ぶ際には見た目や費用ではなく、入れた後で無理なくケアできるものを選び、毎日しっかりケアしましょう。 |
インプラントメーカーの製品をつかう | 安いインプラントには安い理由があり、ケアのしにくさなどリスクも考えられます。信頼できるインプラントメーカーの製品を選びましょう。 |
歯科医院に通う | 毎日のケアを徹底することで、インプラント周囲炎は防ぎやすくなります。定期的な歯科医院でのケアを受ければ、予防効果は高まります。 |
生活習慣を改善する | 喫煙を続けると白血球の機能が低下し、歯周病にかかりやすくなります。インプラント周囲炎を防ぐためには、喫煙者は禁煙が不可欠です。 |
歯周病の状態でインプラント治療は受けないこと!
インプラント周囲炎を発症してしまう方の多くが、歯周病を治療せずにインプラントを入れてしまっているといわれます。インプラント周囲炎は歯周病よりさらに感染しやすく、感染すると治りにくい病気です。歯周病を完全に治療する前にインプラントを入れると、インプラント周囲炎を発症する可能性が高まります。
インプラント治療を受ける前には、必ず歯科医院で診査を受けて歯周病にかかっていた場合は先に治療を済ませましょう。
インプラント治療のよくあるご質問
インプラントの手術は痛いですか?
インプラント治療は誰でも受けることができますか?
歯周病だといわれたのですがインプラント治療はできますか?